どうもこんにちは、n清(@n_nkiyo)です。
この間、いつの間にやら増え、散らかりに散らかっていたフォルダを整理していたときのことなんですが・・・
ふとした拍子に、アクセス権限を変更してしまったようで・・・
(これで2回目・・・学習してくれ・・俺)
その変更にだいぶ手間取ってしまったので、ここにメモとして今回の解決方法を残しておこうかと思って、この記事を書いてます。
では本題に入ります。
まずは自分の状況ですが。
・Windows10
・普段使っているフォルダの中身のアクセス権を全て削除してしまった。
・Cドライブと今回問題になったフォルダの上位フォルダにAdministrator権限あり ←これに本当に救われました
軽く並べるとこんな感じです。
なのでこれと全く状況が違うよ・・・
といった方にはちょっと参考にならないかもしれません。
そういった方はMicrosoftさんの方でも似たような記事があるのでそちらをのぞいてみるといいかもしれません。
ちょっと話が逸れましたが、実際の手順を説明していこうと思います。
まず前提としてで説明するのは、
「アクセス許可は継承される」
ということです。
簡単にいうと、大元のフォルダの権限さえ変更してしまえば、後は勝手に下位のフォルダの権限が書き換えられる、ということです。
具体的に説明すると、
C:/User/Sample01
というフォルダの権限を変更したいとします。
もちろん直接権限を変更するという方法もありますが、それが叶わない場合も多いです。
その際は、上位に位置するフォルダである。
C:/User
の権限を変更し、それを子要素に継承することで、結果的に、目的のフォルダの権限を変更することができます。
なので最初に、
「アクセスできなくなってしまったフォルダの上位フォルダ」
に移動します。
C:/User/user → C:/User
次に、そのフォルダを<右クリック>→<プロパティ>を開きその中の<セキュリティ>タブに移動します。
次に<詳細設定>から<アクセス許可の継承>を選択します。
そうすると出てきたウィンドウの左下に
□このオブジェクトの親からの継承可能なアクセス許可を含める
□子オブジェクトのアクセス許可すべてを、このオブジェクトからの継承可能なアクセス許可で置き換える
といった二つのチェックボックスがあると思います。といってもここの日本語を読んだだけではなんのことやらさっぱりだと思います。
ということで、ものすごくざっくりとですがこの二つの違いを説明しようと思います。
まず上のチェックボックスの
・このオブジェクトの親からの継承可能なアクセス許可を含める
というのは、自分(ここでの自分とはアクセス許可を変更したいフォルダのこと)の上位フォルダが持っているアクセス権限を自分に引き継いでくる、といった設定になります。
イメージとしては、自分を子供としたとして、親が持っている権利をそのまま引き継ぐ、みたいなイメージです。
自分が今まで持っていたものは一旦無視され親が持っていたものに書き換えられます。
次に下の
・子オブジェクトのアクセス許可全てを、このオブジェクトからの継承可能なアクセス許可で置き換える
というのは、先程自分を子供としてのでその表現をそのまま使うと、上のチェックボックスでは親から子である自分に継承していましたが、今度は子である自分自身から孫(自分より下位のフォルダ)に自らが持っているアクセス権を継承させる、といったものになります。
自分より上から「もらう」のか、自分より下に「渡す」のか、ここがこの二つの大きな違いになっています。
と、ここまで整理した上で肝心の解決方法に移っていきたいと思います。
今回の僕の症状もう一度振り返ってみると
・Windows10
・普段使っているフォルダの中身のアクセス権を全て削除してしまった。
・Cドライブと今回問題になったフォルダの上位フォルダにAdministrator権限あり
となっています。
そして、今回Cドライブ以外のアクセス権が全て削除されていると言う状態にあるため、今回チェックを入れる法としては、上のチェックボックスの
・このオブジェクトの親からの継承可能なアクセス許可を含める
の方になります。
こちらにチェックすることで、アクセス許可を削除してしまったファイル全てをCドライブが持つアクセス権に書き換えることができるため。特別な権限もなくCドライブ直下全てのアクセス権を取り戻すことができます。
ということで、今回は以上になります。参考になったなら幸いです、ではn清でした!